立秋も過ぎ、私にとってはいよいよ慌ただしい、旧盆の時期。帰省された方々は、それぞれ思い思いのお盆休暇を過ごされているはず。久しぶりに顔合わせた家族や親しい友人との近況報告。そしてなにより、ご先祖様との心通わす大切なひととき。
一方、田んぼに目をやると、稲の穂は、あと二週間もすれば、収穫の時期を迎えます。昔より、結婚式を始め祝い事は、暑さもすぎたこの九月や十月に多く行われてきた。新米と、海山の幸が美味さを増してきたこの季節に、お客様をもてなすわけです。
さあ、いよいよ実りの「秋」は、すぐそこ。
平成26年 葉月 坂井 浩明