石川県立美術館
八松苑の定休日の水曜日、母と金沢へ行く用事があって、
予定時刻までに、まだ2〜3時間ありました。
「それなら、法隆寺展に行きたいんだけど?」と母、
「私は辻口さんのお店と、石川県洋画展に行きたい。」
お互い「それ、どこで?」と聞きあって、同じ場所とわかって
ビックリして大笑いしました。
一緒に告知されているはずなのに、自分の興味あることしか
目に入っていない、似たもの親子です・・・。
というわけで、リニューアルオープンした石川県立美術館へ♪
嬉しいことに駐車場は無料。
誘導係の人が4〜5人いて、空いた場所へ案内してくれました。
写真は正面玄関を入ったところ、ここは既に2階です。
左側に案内カウンター、その奥にショップがあります。
中央突き当たりが、辻口さんのお店☆
右側に進むと・・・。
近くへ行くと動き出すエスカレーターで1階へ降りて、
突き当たりの左手に「法隆寺展」のチケット売り場が
あります。
大人1,300円 65歳以上(自己申告)1,000円。
右側は、大画面モニターのある休憩スペースと図書コーナー。
このへんは、リニューアル前と変わらない配置のようです。
「法隆寺の名宝と聖徳太子の文化財展」
たくさん展示品がありましたが、教科書に必ず載っている
国宝「玉虫厨子(たまむしのずし)」は、思ったより大きく、
確かに玉虫の羽がまだ輝いていました。
はるかかなた飛鳥時代からの遺物を実際に見ると、自分も
悠久の歴史の一部だと感じます。
法隆寺展のチケットの半券で、「石川県洋画の歩み」展
(9月20日〜11月10日)も観られます。
宮本三郎さんや高光一也さんの作品、他にも県内の作家の
方々の絵画や彫刻が多数展示されていました。
実物は、やっぱり迫力があります☆
帰りにショップで絵のポストカードを買いましたが、1枚50円。
もちろん、常設の国宝・色絵雉香炉(いろえきじこうろ)など、
館内全ての展示室の鑑賞ができます。
それから今回リニューアル記念として、(財)前田育徳会から
紀貫之の「土佐日記」も公開されていました。
(9月20日〜10月24日)
これも国宝とのことで、手書きされた文字が今でも読め、それが
今日まで文化を伝えてきたことに感動します。
2階ロビーからの眺めも、絵画のようです。
たくさんの展示品を鑑賞すると、いつの間にかかなりの距離を
歩いているし、頭の中もいっぱいになるので、ゆったりした休憩
スペースがあちこちにあるのは助かりますね☆
これは、外から見た辻口さんのカフェです。
この遊歩道の先に、少し急ですが下へ降りていく道があります。
ここから「金沢市立中村記念美術館」へ行って、お抹茶を
いただくのが、私の好きな散歩コースです♪
機会があれば、ぜひ歩いてみてくださいね。
芸術の秋を堪能して、心に栄養補給ができた1日でした。