結納飾り
八松苑では、結納のあとのお食事をするだけでなく
結納品の受け渡しをされる方もいらっしゃいます。
簡素化が進む時代だからこそ、昔からのしきたりを
守り伝えていくお手伝いができるのは嬉しく思います。
「結納」の語源は、両家が婚姻関係を結ぶための宴席で
飲食するために、男性側が持参した酒・肴を意味する
「結いのもの」からきているそうです。
結納品の内容は地域によって違いがあります。
石川県では、正式には九品目がそれぞれ白木の
献上台に載せられます。
これは、「御仏前」と「御神前」です。
水引の鶴が、華やかさと慶びを表していますね。
県外など遠方の方とのご結納では、コンパクトに
持ち運びのできる「結納飾りセット」もあります。
ご予算や、品目のチョイスもご相談にのりますので、
その際は、八松苑の大谷部長までご連絡を!
石川県では、結納品の他にご本人や家族の方への
記念品も同時に贈られます。
昔は、帯地や着物地などの絹織物が贈られましたが、
最近ではワイシャツ生地や時計など、多様化している
ようです。
平安時代に天皇家から始まり、公家や武家の制度
である結納の儀式が、江戸時代には富裕な商家や
農家も行うようになり、一般庶民へ普及するのは
明治時代になってからだったそうです。
結納の席では、婚約指輪の贈呈も行います。
絶好のシャッターチャンスですので、出席者の中の
どなたかに、前もって撮影をお願いしておきましょう♪
この結納の儀式が終わると、晴れて「婚約者」として
公私共に認められます☆