ひな人形の壇飾り
昨日は「ひな祭り」でしたが、
石川県では昔から、4月3日に行われてきました。
うちのひな人形も、4月3日まで飾ります。
その後は、なるべく早く片付けるのですが
「長く飾っておくと、婚期が遅れる」という言い伝えが★
で、この壇飾り、少しご紹介します。
うちでは、ひな段の組み立てと、毛氈(もうせん)を
かけるまでが、男性(父と長男)の仕事です。
ひな人形は、女の子の初節句(はつぜっく)の時に
たいてい母親の実家から贈られます。
初節句の時は、ひな祭りには少し早いですが
1月末〜2月ごろに届きます。
きれいに飾られたら、ご両家揃ってお祝いを♪
八松苑でも「初節句のお料理」を承っていますよ。
これは長女の初節句に、ひな人形を購入した「キタセ」さん
からプレゼントされた、「オルゴール付き写真立て」です。
ひいおばあちゃんに抱かれた写真を入れました☆
箱から、次々とお人形を出していきます。
出すのは、楽しさもあってわりと簡単なのですが・・・。
片付けの時に、再びこの状態に戻すのは、かなり
手間がかかります!
小物やお道具も、次々と・・・。
これがまた、細かくて。
いつの間にか五人囃子(ごにんばやし)の大太鼓のバチが1本
無くなっていました★
で、その小物をひとつずつお人形に持たせます。
腰に刀をさす。
烏帽子(えぼし)をかぶせ、ヒモをあごの下で結ぶ。
手先が器用じゃないと、ムズカシイ作業です。
これ、何だかわかりますか?
とっても、モノモノしいですが・・・。
そうです。
お内裏さまの、大切な「勺(しゃく)」です。
これがないと、なんとなくカッコがつきませんね。
だいぶ、できました。
あとは、箪笥(たんす)・お茶道具・籠(かご)などを。
今回は、末っ子が手伝ってくれたので、2時間半で完成!
飾り始めて19年、だんだん早くなります。
最初のころは、丸1日かかっていました・・・。
出すまでは、「めんどくさい・・・★」と思うのですが、
飾ると、やっぱり「よかったなぁ♪」と思えます。
ポイントは、子どもと一緒に飾るコトですね☆
きっと、お互いのいい想い出になるハズです。