二組の新婚カップル
結婚を控えたふたりが挙式・披露宴を行うことを決めて、まず始めるのが会場探しです。数ある結婚式場の中から選べるのは一カ所だけですが、実際に挙式・披露宴を行ったカップルは、会場選びの際にどのような点を重視したのでしょうか。
八松苑で挙式・披露宴を行った滝口夫妻と上田夫妻に会場選びのポイントを尋ねると、みなさんが口をそろえたのは料理のこと。特に上田夫妻は開口一番に「料理がおいしいから」と口をそろえました。
滝口夫妻も上田夫妻も、以前、八松苑で行われた知人の結婚披露宴に招待者として出席したことがあり、料理の味わいに満足していたとのこと。披露宴での料理は、新しい家庭を築くふたりがこれまでの人生で交流を深めてきた親族や恩師、友人らをもてなす最大の要素です。「自分たちのために足を運んでくれたみなさんにおいしい料理を味わってほしい」。そんな思いが、会場選びを大きく左右したようです。
真里伊(まりい)さん(旧姓・大川)夫妻
2007年9月15日に八松苑で挙式(チャペル式)・披露宴。
上田夫妻は、結婚を決めた当初からほかの会場が話題に上ることもなく、八松苑で挙式・披露宴を行うことでふたりの意見は一致していたそうで、両家の初顔合わせも同苑で行いました。
滝口夫妻は、ほかに三カ所の結婚式場を訪れたそうですが、会場の雰囲気とスタッフの対応が八松苑を選んだ大きな理由だったと言います。
「会場に入った瞬間から『あ、ここやな』って思いました。全体的な雰囲気がいいし、チャペルで式を挙げて披露宴もそのまま同じ空間でできるのがいいですね。城の中で結婚しているみたいで」(真さん)。
常に笑顔を欠かさないスタッフにも安心感を覚えたそうです。「話しやすかったよね。何でもお願いできたし」と語りかける真琴さんにうなずく真さん。「ぼくたちの担当コンシェルジュは新人の方だったので、坂井社長とペアで対応してくれたのですが、社長が新人を育てようという意識がものすごく伝わってきて、しっかりした結婚式場だなと思いました。兄貴の結婚式もぜひ八松苑でやってもらって、今度はどんなふうになるのか見てみたいです」。
定員が80人のところを100人を超える招待者が出席することになり、「融通をきかせてもらいました(笑)」と語るのは上田夫妻。当日は子どもの参加者も多く、出席者から「にぎやかで飽きない結婚式だったよ」と言われたそうです。
当日のお互いの姿を振り返って「きれいでした」と話す直明さんに、「決まっとったね」と語りかける万里伊さん。「みんなの涙腺が弱くなって、感動した結婚式でした」(万里伊さん)。「あれだけみんなから祝ってもらったし、さらに二人で頑張っていかんなんって、強く感じました」(直明さん)。
滝口夫妻は、友人から「熱い結婚式やったな」と言われたそうです。「泣いたのを見たことない友達が涙を流したりしていて、びっくりしました。あれだけ祝ってもらえて、仲間がいて力になってくれていることを感じたので、結婚する前以上にひとつひとつの考え方が変わってきました」(真さん)。
ご両親のうれし涙や笑顔を見て、そして実際に結婚生活を始めて、これまで育ててくれた親御さんに対する感謝も強く感じたという二組のカップル。八松苑での挙式と披露宴は、一人ひとりの心に深く刻まれ、家族の絆を一層強いものにしたようです。
真琴(まこと)さん(旧姓・近藤)夫妻
2007年8月25日に八松苑で挙式(チャペル式)・披露宴。
(ファーボ2007年11月号掲載)