「前田家と九谷焼」
昨日は、とても勉強になる講演会を聴きました。
【講師】
石川県九谷焼美術館 副館長・学芸員 中矢 進一 氏
【演題】
「前田家と九谷焼について」
中矢先生は、前田家の系図を参照しながら、
加賀藩・大聖寺藩・富山藩・七日市藩が
徳川家や織田家や上杉家とどのようにつながっていたか
とっても、わかりやすくお話されました。
そのつながりの中から、古九谷がどのように発祥し、
吉田屋窯、宮本屋窯、九谷本窯、塚谷竹軒窯へ伝わったか
具体的な地名や人名を交えて
興味深く聴くことができました。
九谷焼は
歴史的にも技術的にも、世界に誇れるものだと
再確認しました!
石川県の人は、
普段から九谷焼の湯のみや取り皿を何気なく使っていますが
とても贅沢なことですね。
こんな日々の生活から、
美に対する感覚が養われるのでしょうか。
八松苑でも、お料理と器の組み合わせには
とても気を配っています。
召し上がる前に、ぜひ全体の姿も味わってくださいね。