お旅まつりの「曳山子供歌舞伎」
5月11〜14日は、小松市の「お旅まつり」です。
日本三大子供歌舞伎として、全国的に有名な
「曳山子供歌舞伎(ひきやまこどもかぶき)」が上演されます。
四年ごとにめぐってくる、今年の当番町(とうばんちょう)は
大文字町(だいもんじちょう)と、京町(きょうまち)です。
今年の大文字町の演目は、
新作「辰巳用水後日誉(たつみようすい・ごにちのほまれ)」です。
原作者は、
京町出身で、金沢学院大学学長の
石田 寛人(いしだ ひろと)氏です。
「この芝居を通して、江戸時代初期の加賀能登の人々が、
平和を願い、強く文化を志向していたことを表現した」そうです。
12日(土)夜には、市内の曳山が勢揃いする、
「八基曳揃え(はっきひきぞろえ)」がありました。
ライトアップされた姿は
まさに、”絢爛豪華(けんらんごうか)”です。
私が行ったときには、
オープニング式典も歌舞伎上演もすべて終わり、
曳山が一基ずつ、各町内へ戻っていくところでした。
何人もの和服の男性とともに、
ギシギシと音を立てて、ゆっくり進んでいく曳山からは
350年の歴史が感じられました。