こんにちは。八松苑の坂井里美です。
さくらんぼ狩りのあとは少し南下して、信州・松代の
松代城(まつしろじょう)へ行きました。
ガイドさんの説明が上手で面白くて、歴史に疎い私でも
興味を持ちながら楽しく観光できました☆
松代城は1622年に真田信之が13万石で入城して以来、
明治維新まで十代に渡って真田氏が城主を務めました。
NHK大河ドラマ「真田丸」のオープニングは
この入口の門を閉めた映像だそうです!
山本勘助が築城した当時は海津城(かいづじょう)と呼ばれ
千曲川を天然の堀として利用し、海の中の津を思わせました。
敵からは簡単には攻めにくいですね。
でも寛保の千曲川の大満水により、城地は水没するなど
大被害を受けました。
城を水害から防ぐため、松代藩は千曲川の瀬直しを行い
川は城から北西方向に離れました。
遠くに見える高速道道路のもっと先です。
本丸跡の石垣に上がると。
眼下に以前 千曲川だった場所が見渡せます。
この景色が 悠久の時の流れを感じさせます。
「海津城」は関ヶ原の戦いの前に当時の城主 森忠政が
「待城(まつじょう)」と改めました。
その後 松平忠輝が漢字を変え「松城」とし
真田三代藩主 幸道のときに「松代城」となりました。
お城の近くにある真田邸。
九代藩主 幸教が、義母 貞松院(幸良の夫人)の住まいとして
1864年に建築し、のちに隠居後の幸教もここに住みました。
1966年に十二代当主 幸治氏により
代々の家宝とともに当時の松代町に譲渡されました。
主屋、表門、土蔵7棟、庭園が江戸末期の御殿建築の
様式を伝え、建築史の視点からも貴重な建物です。
真田十万石・信州の松代と真田家の歴史に少し触れ、
これからの「真田丸」がますます楽しみになりました♪